色の魅力 幸せを運ぶ
大晦日の夜 枕元に おばあちゃんが
新しい下着を置いてくれた
元旦に目が覚めると 白い色が まばゆく輝いて・・・
南米ペルーでは 年末のさまざまな店頭を
黄色い下着で埋め尽くす
お国は違っても 幸せを願う気持ちは変わらない
沖縄の青い海 青い空
咲き誇る花々の艶やかな色と共に
全世界に幸せを運びたくて・・・
株式会社へーラーの
歴史とカラフルパンツの物語
30年間デザインと色を変えないショーツ
colorful pants that have not changed since 30 years ago
(株)へーラーはの創業は1983年、当初はハンドによるエステサロン経営でした。しかし「痩せる」=「綺麗な体型」には結びつかず補正下着の研究を重ねる中、お尻をすっぽり包む女性用ショーツ「16色カラフルパンツ」を開発し発売を始めました。カラーセラピーブームの後押しもあったおかげで、カラフルパンツは大ブレイク。
福岡、熊本、宮崎に支店を構え、西日本を中心に、美容室、ブティック、化粧品店などを中心に5,000店舗の取扱店で卸販売をするようになりました。ところが、2008年のリーマンショックに端を発した、金融危機などの世界同時不況が原因で、カラフルパンツの製造を委託していた日本の繊維工場や染色工場が相次いで倒産し、需要はあったものの商品を供給出来なくなってしまったのです。
株式会社へーラーの
歴史とカラフルパンツの物語
東南アジアから委託製造工場を移す
The contract manufacturing plant is moved form Southeast Asia.
「独立行政法人 中小企業基盤整備機構」の力を借り、ベトナム・タイの工場を視察に行きました。
商品の製造委託の可能性を探る中、「16色カラフルパンツ」の製造の難しさが浮き彫りになりました。第一に製造ロット数の問題です。売れている色と売れていない色の注文数のバランスがとりづらい為に16色全ての製造ロットが同数出来ない事や材料を持ち込まなければならない事、そして、商品製造管理者を現地に常駐する必要性が出てきました。
更に、弊社オリジナルロゴマーク入のレースをベトナム国内では製造出来ない為に、その部分だけを中国からベトナムに輸入しなければならず。ベトナムは人件費は安いのですが、色々な事で制約があり、商社を通じての大型プロジェクトになってしまう難しさを知りました。
※現在では、女性下着トップメーカー「トリンプ」と同じ上海の製造工場に委託製造をお願いしております。
家庭画報セレクション・三越カタログ通販でも評判に・・・
2018年、新しい試みとして「家庭画報(秋号)」の通信販売カタログに掲載すると、同誌の下着部門の販売記録を一ヶ月で更新し、最終的にはダントツの売上を達成しました。続いて「三越カタログ通販」にも掲載され、こちらでも売上を更新しました。この様に代表的な通信販売カタログ誌に掲載される為には、厳しいカケンテスト(品質試験)に合格をしなければならず「16色カラフルパンツ」がカケンテストに一度で合格したのは、改めて中国製品の品質の高さを認めると同時に、30年間におよぶ「16色カラフルパンツ」の消費者からの人気の高さを感じました。